【BRM509】モリゾーとイナ蔵【中部400】
真夏でも肌寒く静かな山の頂に

数々のランドヌール達が志し半ばで倒れ

最後の気力を振り絞って積んで行ったベル塚がある

ここではちりんちりんと
夜ごとベルの鳴く音が聞こえるという
ランドヌールの無念が聞こえるという

ゴールデンウィークの間に
入るや入らんやと言っていた大量の修正は
結局ゴールデンウィーク明けにも入らず
突然ではありますが
DNSを決め込んでいたBRM509中部400に急遽参加を決めました
今回のSHOROsメンバーはモリゾーとイナ蔵

2人とも歴戦の勇者です
私はこれまで400kmのブルベは走った事がありませんでしたが
この2人が一緒なのでちょっと参加してみることに
最近仕事の忙しさに負け
まったく走っていませんでしたし
大変不安ですがダメでもともとです
スタートは8時組と9時組
さすがに400kmともなると少ないですね…
320さんも一緒です

今回のコースはこんな感じ
OUT

IN

御嶽山を越え
伊那、飯田を経由して帰ってくるコースです
勾配が凄いです

なんじゃこりゃ
いつもの雨沢峠が足下ですねww
9時スタートのイナ蔵に見送られてモリゾーとスタート

一緒に走るモリゾーは先月末に
600kmを走ってきたばかり
モリゾーという男

彼は強い
何しろ荷物が少ない
輪行袋は持たない
どんな寒い深夜の峠越えでも冬服も持たない
時々携帯電話さえも持っていないww
そしてなにより
心配や不安といった負の要素を心に積まない
それは凄い事です
今回の400kmでは
深夜の峠越えは零下の体感温度と言われており
詰めるだけ冬装備を積み込み
大変大きく重い荷物になってしまいました

重い荷物では越えられない峠もあります
そんな峠もモリゾーは
嬉々として走るのです
そんな彼を見ていると
過酷なブルベも楽しそうに思える
だから私もチャレンジしてしまうのだが
それが間違いでした
スタート早々に信号待ちで集団と離れる
そこから延々と一人旅
登り基調の道が97km先のPC1まで続く

景色はいい
淡々とマイペースで漕ぎ続ける
しかしおかしい
脚が回らない

大した勾配でも無いのにとてつもなく脚が重い
早々に膝と腰が痛くなる
シッティング縛りなのでお尻も痛い
何じゃこりゃしんどいw
そのうち左腕も痺れて感覚が無くなって来た
岩屋ダムの湖のほとり

70kmにも行かないうちに
後ろから笑い声
イナ蔵がやってきた
イナ蔵という男

彼は強い
とにかくロングライドをこよなく愛する
出だし早々にトラブルでDNFしたものの
「ヒマだから」という理由でその後の全行程を走りきる
もう認定もなにも関係がないのだ
ただ走りたいから走る
普段からサイクリングと称してブルベの距離を走る
どんな距離を走っても
どんな峠を越える途中でも
笑う
笑いながら走る
もうひたすら明るいのだ
過酷なブルベを乗り越える為の大切な要素かもしれません
そして食う
大盛りを食う
食う為に走るといっても過言ではない
モリゾーとイナ蔵の強さは
常人が疲れて胃が食事を受け付けなくなっても
「腹がへった」の一言で食いまくれる胃の強さにもある
そんなイナ蔵が「腹がへったからPC1に急ぐ」と言って
追い越していったときに確信しました
今日はアカン\(^o^)/
PC1で早々にDNFしました

だってPC1まででも大変なのに
この後は御嶽山越えが待っているのですもの

自分
本当に弱かったです
仲間は400kmはおろか600kmも走ります
だからね
なんか自分も頑張ればできると思っちゃったんだね…
思い上がってました
無理なんですね私には
これでベルを置こうと思います
さて早々にDNFしたとはいえここは飛騨
下り基調とうはいえまだまだ自宅まで120kmあります

元気なうちにDNFしたのだから
元気に残りを帰らねば…



数々のランドヌール達が志し半ばで倒れ

最後の気力を振り絞って積んで行ったベル塚がある

ここではちりんちりんと
夜ごとベルの鳴く音が聞こえるという
ランドヌールの無念が聞こえるという

ゴールデンウィークの間に
入るや入らんやと言っていた大量の修正は
結局ゴールデンウィーク明けにも入らず
突然ではありますが
DNSを決め込んでいたBRM509中部400に急遽参加を決めました
今回のSHOROsメンバーはモリゾーとイナ蔵

2人とも歴戦の勇者です
私はこれまで400kmのブルベは走った事がありませんでしたが
この2人が一緒なのでちょっと参加してみることに
最近仕事の忙しさに負け
まったく走っていませんでしたし
大変不安ですがダメでもともとです
スタートは8時組と9時組
さすがに400kmともなると少ないですね…
320さんも一緒です

今回のコースはこんな感じ
OUT
IN
御嶽山を越え
伊那、飯田を経由して帰ってくるコースです
勾配が凄いです

なんじゃこりゃ
いつもの雨沢峠が足下ですねww
9時スタートのイナ蔵に見送られてモリゾーとスタート

一緒に走るモリゾーは先月末に
600kmを走ってきたばかり
モリゾーという男

彼は強い
何しろ荷物が少ない
輪行袋は持たない
どんな寒い深夜の峠越えでも冬服も持たない
時々携帯電話さえも持っていないww
そしてなにより
心配や不安といった負の要素を心に積まない
それは凄い事です
今回の400kmでは
深夜の峠越えは零下の体感温度と言われており
詰めるだけ冬装備を積み込み
大変大きく重い荷物になってしまいました

重い荷物では越えられない峠もあります
そんな峠もモリゾーは
嬉々として走るのです
そんな彼を見ていると
過酷なブルベも楽しそうに思える
だから私もチャレンジしてしまうのだが
それが間違いでした
スタート早々に信号待ちで集団と離れる
そこから延々と一人旅
登り基調の道が97km先のPC1まで続く

景色はいい
淡々とマイペースで漕ぎ続ける
しかしおかしい
脚が回らない

大した勾配でも無いのにとてつもなく脚が重い
早々に膝と腰が痛くなる
シッティング縛りなのでお尻も痛い
何じゃこりゃしんどいw
そのうち左腕も痺れて感覚が無くなって来た
岩屋ダムの湖のほとり

70kmにも行かないうちに
後ろから笑い声
イナ蔵がやってきた
イナ蔵という男

彼は強い
とにかくロングライドをこよなく愛する
出だし早々にトラブルでDNFしたものの
「ヒマだから」という理由でその後の全行程を走りきる
もう認定もなにも関係がないのだ
ただ走りたいから走る
普段からサイクリングと称してブルベの距離を走る
どんな距離を走っても
どんな峠を越える途中でも
笑う
笑いながら走る
もうひたすら明るいのだ
過酷なブルベを乗り越える為の大切な要素かもしれません
そして食う
大盛りを食う
食う為に走るといっても過言ではない
モリゾーとイナ蔵の強さは
常人が疲れて胃が食事を受け付けなくなっても
「腹がへった」の一言で食いまくれる胃の強さにもある
そんなイナ蔵が「腹がへったからPC1に急ぐ」と言って
追い越していったときに確信しました
今日はアカン\(^o^)/
PC1で早々にDNFしました

だってPC1まででも大変なのに
この後は御嶽山越えが待っているのですもの

自分
本当に弱かったです
仲間は400kmはおろか600kmも走ります
だからね
なんか自分も頑張ればできると思っちゃったんだね…
思い上がってました
無理なんですね私には
これでベルを置こうと思います
さて早々にDNFしたとはいえここは飛騨
下り基調とうはいえまだまだ自宅まで120kmあります
元気なうちにDNFしたのだから
元気に残りを帰らねば…


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